| RSView32 v7.0 日本語版のWindows XP Service Pack 2対応について |
このテクニカルノートの情報は、以下に該当します:
| 製品: | RSView32 | タイプ: | テクニカルノート |
| プロセッサファミリー: | --- | テクニカルノートID: | RSVXPSP201 |
| パッケージ/モジュール: | --- | 英文版作成日: | --- |
| リビジョン: | --- | ||
| 修正リビジョン: | --- | ||
| サブシステム: | --- |
| テクニカルノート本文: |
- この資料では、RSView32 v7.0日本語版のWindows XP Service Pack 2対応状況およびその設定方法について説明します。
Microsoft Windows XP Service Pack 2 ではセキュリティ機能がデフォルトで有効になることで、そのままの設定ではRSView32 v7.0日本語版が正常に動作しなくなる場合があります。
RSView32 v7.0日本語版をMicrosoft Windows XP Service Pack 2で使用するためには、以下の手順で設定してください。
注意:
RSView32 v7.0日本語版のみ、あるいはExtensionsとともにローカルPCの環境のみで使用している場合(RADS,およびWebServerは使用していない)、ここで説明している設定は必要ありません。また、RSView32とともにOPC サーバを使用している場合は、OPCサーバ側に設定が必要になる場合があります。詳細な情報については使用しているOPCサーバのベンダーまでお問い合わせください。
設定の概要:
設定は次の2つの処理が必要になります。
(1) DCOMのセキュリティを構成する
DCOMセキュリティ構成ツールを使用して、RSView32, RADSおよびExtensionsに関するDCOM
セキュリティを設定する。
(2) Windows ファイアウォールを構成する
WFCUユーティリティ(Windows Firewall Configuration Utility)を使用して、RSView32, RADS
およびExtensionsに関するファイアウォールを構成する。
設定の手順:
1.DCOMのセキュリティを構成する
1. 添付のZIPファイル(DCOM Security Config.zip)をダウンロードして、適当なフォルダに解凍して
ください。
2. DCOM Security Configフォルダの下に以下の2つのサブフォルダおよびファイルが作成されます。
Security Tool : DCOMセキュリティ構成ツールのフォルダ
SecuritySetupWiz.exe - DCOMセキュリティ構成ツール本体
MFC71u.dll, msvcp71.dll, msvcr71.dll - DCOMセキュリティ構成ツール用DLLファイル
XML Files : DCOMセキュリティ構成ツールで使用する構成ファイルのフォルダ
RADServerDCOMSecurity.xml - RADSサーバ用の構成ファイル
RecipeDCOMSecurity.xml - RecipePro用の構成ファイル
RSview32DCOMSecurity.xml - RSView32用の構成ファイル
SPCDCOMSecurity.xml - SPC用の構成ファイル
TrendXDCOMSecurity.xml - TrendX用の構成ファイル
WebViewDCOMSecurity.xml - RSView32 WebServer用の構成ファイル
3. DCOMセキュリティ構成ツールのフォルダにある以下の3つのDLLファイルをc:\windows\system32
フォルダにコピーします。(Windows XPを他のドライブにインストールしている場合は、そのドライブの
\windows\system32にコピーしてください。)
MFC71u.dll
msvcp71.dll
msvcr71.dll
4. DCOMセキュリティ構成ツール(SecuritySetupWiz.exe)を使用して、DCOMセキュリティを設定します。
SecuritySetupWiz.exeは以下のコマンドラインパラメータを使用してコマンドプロンプトから実行します。
インストールされている各製品およびExtensionの構成ファイルごとに実行してください。(設定例を参照)
- SecuritySetupWiz <config_file> [/Q] [/V]
- config_file 構成ファイル(XMLファイル)が格納されているパスとファイル名。(必須)
/Q Quiet モード。メッセージなどは表示しません。(オプション)
/V Validateのみ。指定した構成ファイルをチェックします。設定は実行しません。 (オプション)
終了コード:
- 0 = 成功
1 = エラー (エラー詳細はログファイルで確認できます。)
- SecuritySetupWiz C:\ConfigFiles\ RSview32DCOMSecurity.xml
正常に終了した場合は、何も表示されません。
ファイル名が間違っているなどでエラーが発生した場合は、メッセージが表示されます。このメッセージ内に
ログファイルが格納されているファイルのパスが表示されます。
(参考)SecuritySetupWiz.exeおよび各構成ファイル(XMLファイル)はコマンドプロンプトから実行するため、パスの指定が必要になります。
- 簡単に使用するためには、Security Toolsフォルダに解凍されるDCOMセキュリティ構成ツールのファイルをc:\tempなどへ、また、XML Filesフォルダに解凍されるDCOMセキュリティ構成ツールで使用する構成ファイルをc:\xmlなどの操作しやすいフォルダにコピーして実行してください。
- 以下、SecuritySetupWiz.exeの操作例です。ここでは、上の(参考)で説明しているようにc:\temp
およびc:\xmlフォルダを使用します。また、コンピュータにはRSView32, RADS Serverおよび
TrendXがインストールされているとします。
(1)SecuritySetupWiz.exeをc:\tempにコピーします。
(2)RSview32DCOMSecurity.xml、RADServerDCOMSecurity.xml、TrendXDCOMSecurity.xml
をc:\xmlにコピーします。
(3)Windows XPのスタートメニューからプログラム -> アクセサリ -> コマンドプロンプトを選択します。
(4)SecuritySetupWiz.exeをコピーしたフォルダ(c:\temp)に移動します。
例 : C:\>CD c:\Temp
(5) 以下のコマンドパラメータでSecuritySetupWizを実行します。
- C:\Temp> SecuritySetupWiz c:\XML\RSview32DCOMSecurity.xml
C:\Temp> SecuritySetupWiz c:\XML\ RADServerDCOMSecurity.xml
C:\Temp> SecuritySetupWiz c:\XML\ TrendXDCOMSecurity.xml
次は「2.Windowsファイアウォールを構成する」に進んでください。
2.Windows ファイアウォールを構成する
これらの手順は、コンピュータのAdministrator権限で登録されているユーザで実行してください。
1. 添付のR103763505.ZIP ファイルを, デスクトップのフォルダのような一時的なフォルダに解凍してください。
2. ユーティリティをインストールするために、解凍したファイルの中の SETUP.EXE をダブルクリックしてください。
3. 以下のように画面に指示に従い、インストールしてください。
(1) Welcome to Windows Firewall configuration Utility Setup Wizardの画面が表示されます。
Nextボタンを押下してください。
(2) Select Installation Folderの画面が表示されます。Nextボタンを押下してください。
インストールフォルダを変更する場合は、Folderフィールドを変更してください。
また、このユーティリティをコンピュータに登録されている他のユーザでも使用する場合は、Everyoneを選択してください。
(3) Confirm Installationの画面が表示されます。Nextボタンを押下してください。
(4) インストールが開始されます。しばらくお待ちください。
(5) インストールが終了すると、以下のInstallation Complete画面が表示されます。Closeボタンを押下してください。
もし、Installation Complete画面が表示されるときに、 .NETに関しての重要な更新(Critical Updates for .NET)についてのダイアログが表示される場合があります。このメッセージは無視してください。(既知の問題および制限事項を参照してください。)
4. Installation Complete画面でCloseボタンを押下すると、インストールは終了です。
5. 添付のR103763505.ZIPを解凍したフォルダに.WFCU拡張子を持つ構成ファイルがあります。ユーティリティはこれらの構成ファイルをユーティリティがインストールされたフォルダにコピーして使用します。各製品に関連する構成ファイルについては表1:製品と関連する構成ファイルで確認できます。コピーする構成ファイルによって2種類の保護が選択できます。通常はTight Protection(厳格な保護)を選択してください。
- General Protection(全般的な保護):
- 全般的な保護のためには、 .WFCU拡張子を持つすべてのファイルを
C:\PROGRAM FILES\COMMON FILES\ROCKWELL\WFCU フォルダにコピーしてください。インストール手順の3-(2)でインストールフォルダを別の場所に指定している場合は、そのフォルダにコピーしてください。
Tight Protection(厳格な保護):
- 厳格な保護のためには、インストールしている製品に関連する構成ファイルのみを選択してコピーします。これは、実際に関連する製品のみファイアウォールの設定をすることで厳格な設定を提供します。
この厳格な保護のためには、製品に関連する構成ファイルのみをC:\PROGRAM FILES\COMMON FILES\ROCKWELL\WFCU フォルダにコピーしてください。
インストール手順の3-(2)でインストールフォルダを別の場所に指定している場合は、そのフォルダにコピーしてください。
表1:製品と関連する構成ファイル:(青い個所がRSView32と関連するファイルです。)
| 製品 / プラットフォーム / コンポーネント | 関連する構成ファイル |
| RSView32 Active Display Client | RSView32-RADClientFirewallCfg.wfcu |
| RSView32 Active Display Server | RSView32-RADServerFirewallCfg.wfcu |
| RSView32 RecipePro | RSView32-RecipeProFirewallCfg.wfcu |
| RSView32 SPC | RSView32-SPCFirewallCfg.wfcu |
| RSView32 TrendX control | RSView32-TrendXFirewallCfg.wfcu |
| RSView32 WebServer | RSView32-WebServerFirewallcfg.wfcu |
| RSView32 | RSView32FirewallCfg.wfcu |
| FactoryTalk Activation | FTActivationFirewallCfg.wfcu |
| FactoryTalk Automation Platform | FTAPFirewallCfg.wfcu |
| RSAutomation Desktop | RSAutomationDesktop.wfcu |
| RSBizware Batch eProcedure | RSBizWareBatchEProcedureFirewallCfg.wfcu |
| RSBizware Batch | RSBizWareBatchFirewallCfg.wfcu |
| RSLinx Enterprise | WFCURSLinxEnterprise.wfcu |
| RSLinx | RSLinxFirewallCfg.wfcu |
| RSMACC AAM Client | RSMACCAAMClientFirewallCfg.wfcu |
| RSMACC AAM Server | RSMACCAAMServerFirewallCfg.wfcu |
| RSView Enterprise (ME & SE) | RSViewFirewallcfg.wfcu |
ユーティリティの実行手順:
これらの手順は、コンピュータのAdministrator権限で登録されているユーザで実行してください。
1. ユーティリティのインストールおよび構成ファイルのコピーが終了した後、ユーティリティを起動します。
- ユーティリティはスタートメニュー > すべてのプログラム > Rockwell Software > FactoryTalk Tools メニューからWindows Firewall Configuration Utilityを選択することで起動できます。小さな処理中のダイアログが表示された後
Windows Firewall Configuration Utility画面が表示されます。
2. Windows Firewall Configuration Utility画面の右側にACCEPT, DECLINE および SAVE ボタンがあります。また、ボタンの左側には、スクロール可能なリストが表示されています。このリスト内には、変更されるファイアウォールの項目がリストされています。項目をクリックすることにより、変更に関する詳細な情報を表示することができます。これらの詳細な情報には、対象となるモジュールやインストールされていない製品情報、エラー情報などが表示されます。各項目は以下の内容が含まれています。
- Process Exceptions:
これらはファイアウォールを通過させるように変更されるプログラムです。(例:RSLinx)
Port Exceptions:
これらはファイアウォールを通過させるように変更されるポートです。これらはプログラムの属性ではありませんが、システム操作に関係する部分です。(例:DCOMで使用されるポート135)
ICMP Commands:
これらはネットワークで使用されるコントロールメッセージプロトコルの部分です。(例:PINGで使用されるICMPエコー要求)
________.wfcu: Questionable Input:
これらのメッセージは構成ファイルに関連するプログラムは見つからない場合に表示されます。
詳細は既知の問題および制限事項を参照してください。
4. ACCEPTボタンを押下した場合、ダイアログ画面が表示されます。New Firewall StateのOn with Exceptionsにチェックを付けて、OKボタンを押下します。
5. 構成の適用に問題がない場合、このユーティリティは終了します。もし、このユーティリティに問題があった場合は、エラーメッセージ情報が表示されます。問題に関する詳細なログはC:\Documents and Settings\All Users\Application Data\WFCU\WFCUUlog.txt にあります。
6. すべての変更を反映させるためにコンピュータを再起動してください。
RSView32 OPC Tag Serverを使用している場合, またはWORKGROUP 環境で使用している場合は、R103763505JA - Windowsファイアウォール構成ユーティリティ(Windows XP Service Pack 2用)を参照してください。
ファイルのダウンロード:
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