| RSLinx 2.2の新しい機能 |
このテクニカルノートの情報は、以下に該当します:
| 製品: | RSLinx | タイプ: | リリースノート |
| プロセッサファミリー: | テクニカルノートID: | NA | |
| パッケージ/モジュール: | 英文版作成日: | NA | |
| リビジョン: | 2.2 | ||
| 修正リビジョン: | |||
| サブシステム: |
| テクニカルノート本文: |
はじめに:
このリリースノートには、RSLinx 2.2に関する情報が記載されています。RSLinx v2.10.118以降にリリースされたすべてのホットフィックスおよびサービスパックが含まれます。この中にはControlLogixのパフォーマンスの向上が含まれますが、そのためにはCL5550ファームウェアのアップデートが必要です。ControlLogixの機能拡張については、リリースCDに格納されたControlLogix Performanceドキュメントを参照してください。
新しい機能:
Ver. 2.1 SP2以降のRSLinxには、以下の新しい機能が追加されています。
- セキュリティ – RSLinx 2.2では、このニーズに対応するために、RSIセキュリティサーバを使用して、構成セキュリティをサポートしています。セキュリティは、インストール時に有効にすることができます(デフォルトでは、セキュリティは無効です)。この機能は、LiteからGatewayまでのあらゆるタイプのRSLinxに提供されます。セキュリティが正しく動作するには、セキュリティサーバをインストールする必要があります。
- ControlLogixデータモニタ – コントローラタグ情報のデータモニタの機能拡張として、CL5550のデータモニタを提供します。コントローラがデータ・テーブル・ベースではなくタグベースであるため、ControlLogixのデータモニタはPLC/SLCクラスのデバイスのデータモニタとは異なります。実際のデータ・モニタ・ビューワには、タグ値が階層構造で表示されます(ユーザ定義構造体または配列タグのサブエレメントも表示されます)。RSLinx 2.2では、同じデバイスであっても、複数のCL5550であっても、同じまたは異なるネットワーク上にPLC/SLCおよびCL5550が混在していても、複数のデバイスを同時にモニタできます。この機能は、RSLinx ProfessionalおよびGatewayでのみ使用できます。
- ControlLogix Gateway Configuration Toolの機能を統合 – このリリースには、ControlLogix Gateway Configuration Toolの機能が統合されています。RSWhoで選択したデバイスごとに、上述のツールのDisplayタブに対応して、コンテキストメニューに"Configure"または"Statistics"というメニュー項目が追加されます。これにより、1756-Enetおよび1756-DHRIOモジュールについては構成情報が提供され、1756-Enet, 1756-CNB, および1756-DHRIOモジュールについては統計情報が提供されます。この機能は、LiteからGatewayまでのすべてのタイプのRSLinxに提供されます。
- デバイスのプロパティの表示 – RSWhoにより、ターゲットデバイスおよびデバイスのプロパティを表示できます。製品のリビジョンおよびシリアル番号などの情報が表示されます。
- ControlLogixのパフォーマンス向上 – CL5550の通信スループットを向上するには、解決すべき多数の課題があるため、現在も作業が続けられています。
- このリリースでは、タグ配列の最適化により、非配列タグの使用時には121のSINTまたは81のDINTであるのに比べて、最大243のSINTまたは121のDINTを1つの最適化パケットに格納できます。また、ブールタグ配列の最適化も行なわれています。コントローラでは個々のブールタグは32ビットワードとして表されますが、ブールタグ配列はビット配列として格納されます。このリリースでは、最大3872アイテムのブール配列を読取ることができます。(配列の最適化は、すべてのタグが同時にスキャンされた場合に発生します。エレメントまたはエレメントのグループがいったんスキャンされて、追加の配列エレメントが要求されても、エレメントは再最適化されません。)
- コントローラのタグ情報の変更を認識するメカニズムが改善されています。最初にエレメントが要求されると、コントローラからタグ情報が読取られます。すべての現在のアイテムについてスキャンが終了するまでは、タグ情報の変更は認識されません。次にコントローラからアイテムが要求されると、変更ログがチェックされて、タグ情報の更新が必要かどうかが決定されます。タグ情報が変更されていない場合、RSLinxは現在の情報を使用します。
- 実行中のプログラムダウンロードを検出して、ダウンロードが終了するまですべてのアイテムのスキャンを一時停止するためのエラー処理機能が追加されました。通信イベントログにエラーがログされて、ダウンロードの開始時間および終了時間が記録されます。
- 書込み操作でCIPコネクションの使用を指定するために、"Configure CIP Options"ダイアログに新しい機能が追加されています。デフォルトでは、書込み操作でコネクションを使用しないよう設定されています。多数のタグをスキャンしてタイムアウトメッセージを受取ったまま、コントローラへのデータの書込みを行なう場合は、このオプションを選択しなければなりません。
- Windows 2000ドライバ – このリリースでは、1784-PCC, 1784-PCMKおよび1784-KTCについて、Windows 2000用の新しいドライバを使用できます。製品CDには、プラグイン・プレイ・ドライバ情報が記載されたフォルダが格納されています。
- OPC Data Access 2.0準拠の機能 – このリリースでは、RSLinxはOPC Data Access 2.0仕様に準拠する機能を提供します。ここには、OPC Foundationが提供するOPCプロキシコンポーネントのインストールプログラムが含まれます。
- OPCオートメーションインターフェイス – このリリースでは、OPCインターフェイスを使用してデータの読取り/書込みを行なうプログラムをVB/VBAで開発できます。このインターフェイスは、Liteバージョンを除くすべてのRSLinxに含まれます。
- OPCブラウズ機能の向上 – RSLinxのOPCブラウズインターフェイスにより、トピックに関連するシンボルファイルを要求することなく、タグ情報をCL5550から直接読取ることができます。
- 1784-PCICドライバ – このドライバは、1784-PCIC ControlNetカードをサポートするために提供されています。このカードは、WinNTおよびWindows 2000でのみ機能します。
- Ethernetドライバの機能強化 – 既存のEthernetドライバの機能が強化され、既存のPLC-5/SLC-5の定義だけでなく、1756-Enetモジュールの構成が可能になりました。これにより、1756-Enetモジュールごとにドライバを持つのではなく、1つのEthernetドライバで最大255のノードを定義できます。
- Linx Gatewayを非表示にするオプション – RSWhoでLinx Gatewayドライバを表示すると混乱が生じるため、このドライバを非表示にしてほしいというご要望がありました。そのため、このリリースでは、このノードをRSWhoで非表示にするという構成オプションが提供されています。
- 1784-KFDのモデムサポート – このドライバにモデム・ダイアラ・サポートが追加されました。RS-232 DF1シリアルドライバと同様に"Use Modem Dialer"を選択して、"Configure Dialer"を選択して電話番号を指定できます。
- 1784-PCC自動アドレス指定 – このドライバに、自動アドレス指定のオプションが追加されました。このオプションが選択されると、ハードウェアが新しいネットワークに接続されるたびに、ドライバはControlNetネットワーク上で通信するために空のMAC IDを自動的に選択します。
- DDE/OPCのパフォーマンス向上 – いくつかのインフラストラクチャの変化により、大量データ要求時のシステムスループットが向上します。システムの負荷が高い場合、CPU使用率が高くなりすぎることを防止するために、ポーリングレートを下げるためのコードが追加されています。
- 新しいオンラインヘルプ – オンラインヘルプ情報がHTML Helpフォーマットになり、読みやすさと使いやすさが向上しました。
- Win9x用の新しいPICドライバ - 新しいドライバにより、検出されていたいくつかのタイミングの問題が解決されました。
- ControlLogixの定義済みアイテム – CL5550のメモリ使用状況をトラッキングするために、いくつかの定義済みアイテムが追加されました(@FreeMem, @FreeMemIO, @FreeMemDT, @FreeMemGM, @TotalMem, @TotalMemIO, @TotalMemDT, @TotalMemGM)。また、@Statusはコントローラの現在のステータスを含む文字列(OKまたはFaulted)を返し、@Modeはプロセッサのモード(Run, Program, Remote Run, Remote Program)を返します。
- ControlLogixブリッジサポート – このリリースでは、Ethernet上でControlLogixシステム間のブリッジをサポートしています。1756-Enet, PLC-5EまたはSLC-5EモジュールのIPアドレスを指定することにより、ネットワーク・ブラウズ・リストを構成します。
- MicroLogix 1200および1500のデータ・モニタ・サポート – サポートしているデバイスのリストにこれらの新しいデバイスが追加されています。
- 新しいキーワードSOFT5 – DTL_C_DEFINE文字列に新しいPLCキーワード"SOFT5"が追加されています。このキーワードを指定すると、DTLライブラリはSoft-5コントローラの最大ファイル数までファイルを指定できます
- RSLinx Gatewayアクセスの制限 – クライアントコネクションを指定することにより、RSLinx Gatewayサーバへのリモートアクセスを制限できます。この機能は、デフォルトでは無効です。この機能を有効にすると、リストで指定されたクライアントのみがGatewayドライバへのアクセスを取得します。
解決された問題点:
- Ethernet上でSLC-5/05Eに63ワードを超える書込みを行なう場合の問題が解決されました。
- 他のユーザ定義テンプレート内でユーザ定義テンプレートを使用する場合のCL5550の問題が解決されました。
- ポーリングレートが異なる複数のアイテムが同じ最適化パケットにある場合のCL5550の問題が解決されました。
- DINT境界上にない場合にBOOL配列から正しい数のデータが読取られない、というCL5550の問題が解決されました。
- CL5550 I/Oタグに対するデータの読取り/書込みサポートが追加されました。
- DTL Soft5のI/O選択が最大1023に調整されました。
- COM10-COM31ポートを使用する場合のRS-232 DF1ドライバに関する問題が解決されました。
- ControlLogixを最適化するためのDDE/OPCサポートにおけるメモリリークが解決されました。
- バックアップ/リストアを行なっても、ユーザ登録情報を上書きしないようになりました。ネットワークショートカットおよびトピック構成を正しく更新します。
- 30を超えるパケットがあり、システムの負荷が高い場合、KTXドライバはRSLinxへのアップデートの送信を停止します。
- サービスとしての実行時にRSLinxでGPFが発生すると、接続しているユーザはログアウトします。
- PLC-5E, SLC-5EまたはEthernet Side Carに対して63を超える浮動小数点値を書き込もうとすると、タイムアウトエラーにより書込み(Poke)が失敗します。
- WinNT 4.0上でS&S SD/SD2カーネル・モード・ドライバが起動しない、という問題が解決されました。
- 1784-PCCカードの使用時にRSLogix 5のプログラムアップロードが失敗する、という問題が解決されました。
- 1784-PCCの使用時にシステム管理者でないユーザがオンラインに接続できない、という問題が解決されました。
- RSWhoに表示されるアイテムの最大数が40から320に増加しました。
- OPCクライアントのために、DDE/OPCツールキットでVT_BOOLデータタイプのサポートが追加されました。
- DF1ポーリング・マスタ・ドライバ:テンポラリステーションの使用時にポーリングのタイムアウトが発生するとドライバがポーリングを停止する、というバグが解決されました。
- 手動で構成されたドライバで開始/停止機能を使用するとRSLinxが正しく機能しない、という問題が解決されました。
- SLC拡張ラックからのI/Oの読取りに関する問題が解決されました。
法的な注意事項: |
ロックウェル・オートメーション(RA)のサポートライブラリに記載された情報は、いかなる保証もなく「そのままで」提供されます。RAは、明示または暗示されたいかなる保証も負いません。また、RAがそのような損害の可能性を忠告していた場合でも、直接、間接、偶発的、必然的な利益の損失または損害を含むいかなる損害についても、RAは責任を負いません。
