| DCOMで使用可能なデフォルト・ネットワーク・プロトコルを構成する方法 |
このテクニカルノートの情報は、以下に該当します:
| 製品: | RSView32 Active Display | タイプ: | アプリケーションノート |
| テクニカルノートID: | A1799JA | ||
| パッケージ/モジュール: | Runtime Works | 英文版作成日: | 2001/04/17 |
| リビジョン: | 6.30.16 | ||
| 修正リビジョン: | |||
| サブシステム: | N/A |
| テクニカルノート本文: |
背景:
分散コンポーネント・オブジェクト・モデル(DCOM)は、異なる機器上のソフトウェアコンポーネント(オブジェクト)がTCP/IP, UDP/IP, IPX/SPX, AppleTalk, HTTPなどの各種ネットワーク転送(接続指向および接続なしの両方)を介して通信するためのプロトコルです。簡単にいうと、これはネットワークをCOM(オブジェクト指向テクノロジをベースとしてクライアント/サーバアプリケーションを開発するためのMicrosoftのソフトウェアアーキテクチャ)に拡張することです。
DCOMは、ADS (Active Display System)およびRSView OPCクライアント/サーバシステムなどのRSViewベースのクライアント/サーバシステムの中核となる転送テクノロジです。
デフォルトプロトコルの構成
本質的に、DCOMは、標準のネットワークプロトコルの最上位に位置する通信プロトコルを提供します。DCOMベースの通信を行なうには、コンピュータ間のネットワーク通信が必要です。DCOMアプリケーションは、最初に初期化される際に、使用可能なネットワークプロトコルをリストの上から順に使用して、サーバマシンとの通信を試みます。1番目のプロトコルを使用する通信に失敗すると、2番目以降のプロトコルを順番に試みます。このプロトコル切換えプロセスは多くの時間が要し、DCOMサーバの応答やエラーのレポートにも時間がかかります。このプロセスの実行中、他のプロセスが中断され、応答が停止されます。
DCOMの初期化において、このような事態の発生を防止し、遅延時間を最小化するには、最も成功する可能性の高いネットワークプロトコルをリストの一番上に構成するのが効果的です。ADS, RSView OPCサーバなどの多数のアプリケーションは、接続指向のTCP/IPプロトコルです。これを行なうには、NT 4.0 SP 4以降およびWindows 2000に組込まれているDCOMCNFGユーティリティを使用します。
- スタートメニューで「ファイル名を指定して実行」を選択して、DCOMCNFGを入力します。
- ダイアログボックスには、アプリケーション、既定のプロパティ、既定のセキュリティ、既定のプロトコルという4つのタブが付いています。
注記: SP 4以前のService Packが組込まれたWindows 95, Windows 98およびNT 4.0用のDCOMCNFGユーティリティには、既定のプロトコルタブはありません。
- 既定のプロトコルタブをクリックします。
- 接続指向TCP/IPを選択して、上へ移動ボタンを使用して、リストの最上部に移動します。
- Okをクリックします。
より効果的なもう1つの方法は、他のDCOMアプリケーションが接続指向のTCP/IP以外のプロトコルを使用していないことを確認して、接続指向のTCP/IP以外のDCOMで使用可能なネットワークプロトコルをすべて削除することです。(例えば、いくつかのOPCサーバベンダーがデータグラムUDP/IPプロトコルを使用している場合は、リストに記載する必要があります。)
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